ホーム  /  技術情報  /  シール材・防水テープ
用途

シール材・防水テープ|EPDM発泡体の選び方と施工

シール材は「すき間をふさぐ部材」の総称で、防水テープはそのうち粘着剤付きのシート状製品です。止水したいのか、気密を取りたいのか、防塵なのかを最初に決めると、材質と粘着仕様が自然に決まります。

シール材の種類と使い分け

種類形状得意な用途注意点
EPDM発泡体シート(粘着付き)シート・テープ気密・防水・防塵、屋外向け曲面は圧着を丁寧に
独立気泡パッキン型抜き・スリット水密、機器の合わせ面圧縮率の設計が必要
押出プロファイル(モール)U・D・E・T・C断面サッシ、ドア、パネル端部取付溝の寸法指定が必要
コーキング・シーラントペースト複雑な形状の充填硬化後の伸縮追従が課題
ブチル系止水テープテープ屋根・樋・仮止水耐候性はEPDMに劣る

防水テープの選び方(5つの確認項目)

  1. 基材:EPDM発泡体は耐候性・耐水性に優れ、屋外の長期使用に向きます。屋内の コスト重視ならポリエチレン系も選択肢です。
  2. 粘着剤:アクリル系(耐候・耐熱)、ゴム系(初期粘着が強い)、シリコーン系 (離型面・低温)で使い分けます。
  3. 粘着面:片面は「貼って固定」、両面は「二つの部材の間を接着」。両面は相手材の 表面エネルギーに影響されやすい点に注意します。
  4. 厚さ:すき間を埋める力は厚さに比例します。ただし厚すぎると端部が浮きます。
  5. 気泡構造:水を止めるなら独立気泡、通気を許容して緩衝・吸音を兼ねるなら連続気泡。

施工手順

  1. 下地処理と脱脂:埃・油分・水分を除去します。ここを省いた施工が最も多く失敗します。
  2. 環境温度の確認:低温では粘着剤が固くなり、初期接着力が下がります。目安として 10 °C以上での施工が安定します。
  3. 位置決め:剥離紙を少しずつ剥がしながら貼り、位置ずれを防ぎます。
  4. 圧着:ローラーや手で強く圧着します。接着力は圧着の力で決まります。
  5. 伸ばし貼りを避ける:引っ張った状態で貼ると、温度変化で戻り、端部が浮きます。
  6. 端部の処理:端は必ず面圧のかかる位置で終わらせ、テープやプライマーで補強します。

よくある失敗と原因

症状原因対策
端部が浮く圧着不足、伸ばし貼り圧着を強化し、無張力で貼る
低温時に貼れない粘着剤の硬化10 °C以上で施工、低温用粘着剤を選ぶ
数月で剥がれる下地の汚れ、被着面の材質(離型性)脱脂とプライマー、粘着剤の再選定
水が回り込む連続気泡の使用、端部が止まっていない独立気泡へ変更、端部を面圧部で処理
数年で硬化・ひび割れ耐候性の不足EPDM基材へ変更、保護被覆を併用
貼る相手(金属・樹脂・ガラス・モルタルなど)、屋外か屋内か、止水か気密か、施工温度をお知らせください。基材・粘着剤・厚さの組み合わせをご提案します。

サンプル・技術データ・お見積りは、直接お問い合わせください:

メール: [email protected] — 12時間以内に必ず返信いたします。

English Русский Polski Español Deutsch Português Tiếng Việt Türkçe Italiano 日本語 한국어